健康一口メモ
PART1 腰痛“どんな人がなりやすいか?” |
腰痛になる原因のはいろいろありますが、なりやすい年齢や体型、職業などもあります。腰痛の原因の一つに脊柱の老化があるので、10歳以下の子供には殆ど腰痛はありませんが、40歳代〜50歳代以上になると、かなり多くの人が腰痛を訴えます。体型としては、やせた人より肥満体の人、背の低い人よりも背の高い人がなりやすいといえます。 |
PART2 “腰痛の原因” |
「腰痛の原因」 ○ 悪い姿勢 |
PART3 高血圧にご注意!! |
みなさんは『高血圧』・『低血圧』という言葉を良く耳にすると思います。 高血圧の場合には血液が血管の壁を押す圧力が高すぎる為、血管が切れないようにだんだんと「硬く」「厚く」なってきます。 この動脈硬化が進むことにより脳の病気や心臓の病気等の発症率が一段と高くなることが明らかになっています。 参考までに高血圧と言われる人の血圧の数値をご紹介します。 *〔外来血圧(病院等で測定した場合)の場合〕 では何が原因で血圧が高くなるのでしょうか・・・?もともと血圧が高くなりやすい「体質の人」や「運動不足」・「肥満」・「塩分のとりすぎ」更に最近では「強いストレス」を感じている人 も「高血圧」になりやすいと言われております。 どのようにすれば血圧を正常値に戻すことができるの…?
元からの体質が高血圧になりやすい人の場合は別として、簡単に 言えば「運動をする」、「肥満」を解消する、「節酒と禁煙を心がける」、「適度な塩分」を守る。そして「強いストレス」を感じたら自分の好きなことをして「気分転換」を図る。このようにすれば自ずと血圧は正常値に近づいてきます。 いろいろとお話をしましたが、まずは毎日の血圧を測って自分の平均値がどの位なのかを把握し、自分の血管の状態を知ることが重要であります。 これからは、もっと「血圧」に興味を持ち、適切な健康管理をしていきましょう!! |
PART4 『インフルエンザの豆知識』 |
みなさんは最近“インフルエンザ”と言う言葉をよく耳にすることと思われます。 『インフルエンザとは?』最初に『インフルエンザ』とはどういうものでしょうか?
『新型インフルエンザ』では巷で最近よく耳にする『新型インフルエンザ』とはどのようなウイルスでしょうか?
『今回の新型インフルエンザ(A/H1N1)』今回の新型インフルエンザの特徴とは?
『抗インフルエンザウイルス薬(タミフル・リレンザについて)』 インフルエンザウイルスに感染後、48時間以内に服用をすると効果があります。 『感染を予防するには』ではインフルエンザの感染を予防するのにはどうすれば良いのでしょうか?
以上、簡単ではございますが『インフルエンザ豆知識』と言うことでお話をさせていただきました。予防・対策を行うことでインフルエンザへの感染率は下がると言われております。みなさんも適切な予防を心掛け“健康第一”を合言葉に生活していきましょう! |
PART5 『スズメバチの豆知識』 |
8月から11月に掛けて一番被害の多くなるのが“スズメバチ”による蜂刺されです。今回の『健康一口メモ』のコーナーではこの“スズメバチ”に関する豆知識をお話させていただきます。 『人間を刺すハチは?』 最初にハチが持っている針とは何でしょうか?これはハチが卵を産むための産卵管又はそれが変化したもので、メスにはあるがオスには存在しないものです。従って“刺すハチ”はメスのハチと言うことになります。
『スズメバチとは』スズメバチとは俗に雀くらいの大きさがあることからその名が付いたようで、幾つかの種類に分類されますが、体調が一番大きい“オオスズメバチ”になると5センチ弱にも成長します。一匹の女王蜂を中心とした大きな社会を形成し、性格は非常に獰猛で、日本国内において最も危険な生物の一つで、年間の死亡者は30名にもなり、熊やマムシによる被害よりもはるかに多くなっています。又、スズメバチはミツバチ等と違って、何回でも針で刺すことができ、大きな顎で噛みつかれると皮膚が噛み砕かれます。 『スズメバチが生息する場所』 以前は主として山林や農村部等に多く生息していましたが、最近では住宅の軒先や庭の植え込み内等、雨のあまり当たらない暖かい場所を好んで巣を造るようになっています。 『ハチが攻撃的になる期間』スズメバチが攻撃的になる期間は8月から11月の間で、女王バチが卵を産み、育てている期間と重なり、自ずとハチの巣も大きくなる時期です。スズメバチに遭遇した場合、ハチから『カチカチ』と言う音が聞かれたら、ハチが威嚇している状態ですので、そっとその場から立ち去るのが最善の策と言えます。又、この時期はハイキングに出かける方も多いと思われるので、次のことに気を付けると良いと言われております。
以上の件を注意するだけでもある程度の効果はあると思われます。又、スズメバチの巣を発見したら最寄りの役所に連絡をすることも忘れずに行いましょう! 『万が一スズメバチにさされたら?』スズメハチに刺された場合には以下のことを即座に行って下さい。
スズメバチに刺された時の症状として、刺された部位に痛みがあり、発赤、熱感、腫れ等の症状がでますが数日後には治る場合が多いようです。但し、20%位の人は蕁麻疹や顔面の腫れ、吐き気・嘔吐・呼吸困難・息切れ動悸等の全身症状が出ます。 以上、簡単ではございますが、スズメバチについてお話をさせていただきました。私も先日ある神社を参拝した際に、神社の鈴を鳴らしたところ、その鈴から数匹のキイロスズメバチガが目の前に落ちてきて真っ青になりました。この時は運良く刺されずに済みましたが、どうやら神社の鈴の中に巣を造っていたようです。このように私たちの生活の身近な場所にスズメバチは居住していますので、皆さんも十分気を付けてください。万が一遭遇した場合には慌てずにその場から立ち去るようにし、被害に逢うのを防ぎましょう! |
PART6 『腰痛に負けない!!』 |
腰痛は多くの人が一度は経験をする症状で、なかなか痛みが治らずに慢性化したり、再発を繰り返したりすることも少なくありません。 従来の考え原因 → 脊椎の問題 予防
腰痛の大部分は、検査で原因が見つかりにくく、腰痛で困り続ける人を減らせなかったのです。 最近の考え原因 → 心理・社会的な問題や脊椎の問題 予防
新情報豆知識ぎっくり腰で医療機関を受診して、『治るまで安静を指導された患者さんたち』と『出来る範囲でふだんどおりの生活を続けるように指導された患者さんたち』を比較した場合 『出来る範囲でふだんどおりの生活を続けるように指導された患者さんたち』の方が、『治るまで安静を指導された患者さんたち』より再発が少ないという研究がありました。 ぎっくり腰を含む急性の腰痛で非常に強い痛みがある場合には、痛み止めの薬を服用しながら、1〜2日間は安静にするのは必要ですが、安静を続けるうちに、腰を大事にしなければという気持ちを強く持ち過ぎて、体を動かさなくなり、気持ちもめいってくるという悪循環に陥ることがあります。
腰痛の予防法
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PART7 『正しい手洗いの方法』 |
今回は“手洗い”についてお話をいたします。 皆さんは何気なく“手洗い”という行為を小さい頃から行なっていると思いますが、この“手洗い”を実行することによりインフルエンザや食中毒等に対する接触感染を防ぐと言う大きな効果をあげることができます。但し、単に手洗いをしただけでは効果的な“手洗い”とは言えません。そこで今回は「正しい手洗いの方法」をお話いたします。 1.まず手を洗うタイミングは・・・?
上記のようなシーンの時には必ず手洗いをしましょう! 2.次に正しい手洗いの方法とは・・・?最初に、手を水で濡らして、石鹸を満遍なく両手に広げて泡立たせます。 * この時のポイント
* いつもより長い時間洗うことになるなと思う人もいらっしゃるでしょうが、これが基本ですので皆さんもトライしてみてください。 最後に今回のおさらいです!
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PART8 『咳について』 |
今回は“咳”についてお話をいたします。 この時期になりますと“咳”をしている人を多く見かけるようになりますね。 【咳に関するエチケット】 最近、バスや鉄道等の公共交通機関に乗っていて咳やクシャミを自ら防ごうとしない人が多く見受けられると思います。
以上のことを守れば風邪やインフルエンザの2次感染に関しては防げる場合が多くなりますので、みなさんも是非実施してください。 |
PART9
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今回は睡眠についてのお話をさせていただきます。 ☆快適な睡眠のための6つのヒント☆1.睡眠時間よりも『眠りの質』が重要 2.刺激物を避け自分なりのリラックス法を・・・ 3.同じ時刻に毎日起きる 4.昼寝をするなら午後3時前の20〜30分 5.リズムのある食事と生活を大切に! 6.光を浴びて快適な睡眠を 以上今回は睡眠についてのお話でした。毎日快適な睡眠をとることが大変重要になってまいりますので、皆さんも心掛けていきましょう! |
PART10
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<子宮頸がん>女性にとって、気になる病気のひとつに「子宮頸がん」があります。 <ワクチン登場>子宮頸がんの原因はヒトパピローマウイルスに感染することです。 このヒトパピローマウイルスとは、100種類ほどの型が確認されているウイルスで、特に「16型」「18型」が子宮頸がん全体の約7割を占めています。 <接種方法>半年間に3回、筋肉注射による接種を受けることで、最低でも20年以上効果が持続すると推定されています。日本では、11〜14歳の女子が第一に接種することが望ましく、その次の対象は15〜45歳の女性となっています。 全ての医療機関で受けられるわけではないので、産婦人科や小児科などで問い合わせをしてください。(妊娠中は接種しないほうがよいとされています) <予防や早期発見のために>ワクチン接種とともに、検診を定期的に受けて、早期発見に努めることも大切です。 今回の一口メモは以上ですが・・・ご参考までに、当社近くの産婦人科では1回15,000円での接種となっており、このワクチン接種に関して、公的な補助が早急に実現することを強く希望して終了させて頂きます。 |
PART11
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みなさんこんにちは みなさんが直ぐに思いつく『花粉症』はスギ花粉症が代表として上げられますが、その他にも『ブタクサ』や『ヨモギ』等いろいろな草花により花粉症が発生し、約60種類もの植物により花粉症を引き起こすとされております。 現在では日本国民の約25%の人が花粉症にかかっていると言われており、自覚症状がない方もいると聞いております。また、花粉症の予備軍と言われている人も増えてきており、若い方を中心に花粉に対する抗体を持っている割合が多くなっているとのことです。 まず、花粉症の代表的な症状として「くしゃみ」「目のかゆみ」「はなみず」があり、これらが長引く場合には花粉症の疑いがあると思って良いでしょう。 花粉症は一度発生すると自然治癒はしにくい病気ですし、悪化した場合には症状の改善がしにくくなると言われております。 花粉症はその原因となる花粉と接触しなければ発症しない病気ですので、まず医療機関を受診し、自分がどの花粉症を発症しているかを確認しましょう。(花粉の抗体検査をしましょう!) 医療機関では、問診や血液検査、皮膚テスト等を実施し、どの花粉の抗体を持っているかを調べ、適切な治療を行ってくれます。症状が軽い場合には市販薬でも有効な場合はありますが、症状が悪化する前に医療機関にて診察を受け、適切な処置をしてもらうことをお勧めします。 まだまだ杉花粉の時期は続きますが、みなさんも花粉に負けず新年度もがんばって行きましょう! |
PART12
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今回の健康一口メモは『熱中症』についてお話をさせていただきます。 熱中症とは気温が変化しても、体には体温を一定に保とうとする仕組みが備わっています。暑くなって体温が上がり始めると、皮膚の血流量を増やして、皮膚から熱を逃したり、汗をかいて、その汗が蒸発することによって熱を逃したりして、体温を下げます。ところが体内の水分や塩分が不足して脱水状態になると、体内の熱を外に出せなくなり、熱がこもって、さまざまな体の変調を来たすようになります。このような状態が「熱中症」です。 熱中症は体がまだ暑さに慣れていない6月下旬から7月に多いのですが、やはり気温が高くなる8月中旬に最も多く発生しております。 熱中症の症状熱中症では、体内の水分と塩分が不足することによって、さまざまな症状が現れます。次のような症状によって、熱中症の重症度は、大きく3つに分けられます。 対処と予防◎共通して行う対処法 予防のポイント
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PART13
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みなさんこんにちは。今回の健康一口メモでは最近話題になることが多い「うつ病」についてお話をさせていただきます。 うつ病とはどういう病気を言うの?気分が沈んだり、何事にも興味がもてないような状態が続く病気のことを言います。 特徴は?(どういう人がかかりやすいの?)まじめな性格で、1人で頑張ってしまう人に多く見られ、他人からその症状を見逃されやすいのも特徴です。 主な症状は?
診断
以上の症状が2週間以上続き、日常生活に支障を来たしている場合は、うつ病と診断されます。 原因は?原因はまだよくわかっておりません。ただ、気分や食欲は『セロトニン』や『ノルアドレナリン』と呼ばれる『神経伝達物質』を介して脳の神経細胞同士が情報をやり取りすることで調整されており、うつ症状が現れるときは、セロトニンやノルアドレナリンが減少しているのではないかとされております。 しかし『抗うつ薬』を服用すると神経伝達物質は早期に増加するのに対し、症状の改善はそれより遅く、2週間程してからみられるため、うつ病では神経細胞自体に変化が生じているのではないかとも考えられております。 いずれにしても、うつ病の発症には脳内の変調が関与しており、怠けていたり心が弱いから発症するというものではありません。 早期発見のために!辛さを表に出そうとしない為、うつ病であることが見逃されやすく、「よく眠れない」、「食欲がない」、「口数が少ない」、「遅刻や欠勤が増えた」、「今までなかったような失敗が増えて能率が下がる」など、いつもと違う小さな変化を見逃さないことが大事です。 治療法薬物療法について〜主に抗うつ薬で症状を抑える〜(最近、新たな抗うつ薬が登場しています) 薬物療法の中心となるのは『抗うつ薬』になります。意欲の低下や、気分の落ち込みが見られるときには、脳内の『神経伝達物質』である『セロトニン』や『ノルアドレナリン』の分泌が低下しれているとされております。 認知療法について物事に対する考え方のことです。日常生活の出来事や対人関係などで、ストレスとなる状況があったとき、それをどのように考えるかによって、同じ状況でも、気分は変わってきます。 例えば、うつ病の時には、思い込みで物事を決めつけたり、すべてを自分のせいにして自分を否定するといった考えを持ちやすくなっていて、そうした考え方が自分自身を追い詰めてしまいます。 認知療法を指導している医療機関は、まだ少ないのが現状です。認知療法を希望する場合は、担当医に相談する他、地方自治体の精神保健福祉センターなどに問い合わせをしてみると良いでしょう。認知療法の方法を記した市販のガイドブックなどを使って自分で行うことも出来ます。 予防のポイントストレスのない環境で十分に休み、薬物療法や認知療法を続けることが大事です。 *参考図書として「きょうの健康」3月号より内容を引用させていただきました。 以上 |
PART14
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★『めまい』のタイプを知りましょう○ ふわふわするめまい
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PART15
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『高血圧』とは医療機関で測定した血圧の収縮期血圧140mmHg以上か、拡張期血圧が90mmHg以下であれば高血圧です。 『高血圧』の特徴など
『高血圧』の薬物治療について高血圧の薬物治療をしている方は、自宅で血圧を測り通院時に血液検査を受けると良いでしょう。 今回、どのような人にも効果があるうえ、量を増やせばそれだけで効くのが特徴の①「カルシウム拮抗薬」について、ならびに、尿の量を増やして血液量を減らし血圧を下げるのが特徴の②「利尿薬」について説明を致します。 ①「カルシウム拮抗薬」血管壁の「平滑筋」が収縮すると血圧が上がるが、その時はカルシウムが働く。この働きを抑えることで血圧を低下させるのがカルシウム拮抗薬です。幅広く使われており、皆無というわけでは無く、動機やむくみなどの副作用が出ることも有りますが、副作用が出にくい薬の1つです。 A「利尿薬」少量を使う場合、副作用はあまり有りませんが、尿中にカリウムが排泄されるため、「低カリウム血症」になることも有り、また、腎臓の機能が低下していると尿酸が過剰に増えて「高尿酸血症」になることも有るので注意が必要です。 ★注意点について ※参考文献:きょうの健康 2010年11月号より引用
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ここがポイント
腰痛は、傷みの原因はさまざま命に関わるものも有る。 腰の構造と働き「脊柱」の腰の部分には、「腰椎」と呼ばれる、5つの「椎骨」が有ります。椎骨の前側(おなか側)の部分を「椎体」といい、椎体と椎体との間には「椎骨板」が有ります。「椎間板」は軟らかい組織でクッションの役割を果たしております。 椎体の後ろ側(背中側)には神経が通っていて、さらにその後ろ側の骨には「椎間関節」を構成しています。脊柱は体を支えるだけではなく、この神経を守る働きもしております。 ●さまざまな腰痛の中でも、今回は、急性腰痛症・ぎっくり腰について掲載させて頂きます。
急性腰痛症とはいわゆる「ぎっくり腰」のこと。 急性腰痛症では、まずは腰を冷やすのが原則 ※参考文献:きょうの健康 2012年5月号
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